iPhoneモデルごとによるデレスポのARマーカー表示を検証
1.はじめに
アイドルマスターシンデレラガールズスターライトスポット(以下、デレスポ)におけるARマーカーの表示がiPhoneのモデル違いにより変わるのかについて検証してみました。
今回、検証対象としたiPhoneモデルは以下になります。
①iPhone 12 mini
②iPhone 13 Pro
2.検証結果
結論から書くと、
・アプリ起動からARマーカーが表示されるまでの所要時間の短縮
・暗い環境下でARマーカーが表示されるか
以上の検証に対して、iPhone 13 Proの方が優れている事が分かりました。
検証1:アプリ起動からARマーカーが表示されるまでの所要時間
左のGIF画像が【iPhone 12 mini】での様子で、
右のGIF画像が【iPhone 13 Pro】での様子です。
【iPhone 12 mini】 【iPhone 13 Pro】
【iPhone 12 mini】ではARマーカーが表示されるまで少し時間がかかるのに対し、【iPhone 13 Pro】ではカメラが起動するとほぼ同時にARマーカーが表示されました。
検証2:暗い環境下でARマーカーが表示されるか
左のGIF画像が【iPhone 12 mini】での様子で、
右のGIF画像が【iPhone 13 Pro】での様子です。
※GIFデータ容量の都合で、左は解像度少し低めです^_^;
【iPhone 12 mini】 【iPhone 13 Pro】
こちらはARマーカー表示の差が顕著で、【iPhone 12 mini】は暗い環境下ではARマーカーが表示されず、明るくしないと表示されません。
ところが、【iPhone 13 Pro】では暗い環境下でもカメラが起動してすぐにARマーカーが表示されました。
ただ、暗い環境下だと時折アイドルさんの位置が動いてしまう事があったので、その場合は表示が安定するまでARリセット等をする必要がありそうです(下のGIF画像参照)。
【iPhone 13 Pro】
3.まとめ
正直、この結果には個人的にも驚きました😲
特に、これまでデレスポでのAR撮影における致命的な弱点として「夜間や暗い室内でARマーカーが表示されず撮影が難しい」というものがあった為、それを克服できる可能性が見えてきたのは嬉しかったです❗
※ただし、その時々の撮影環境下によってARマーカーの表示具合に差が出る可能性は充分にあると思います。
では、何故iPhoneのモデル違いにより、ARマーカーの表示具合に差が出ているのか?
ネット上で、他の方も所々で書かれているのを見かけましたが、
◆LiDARスキャナ
この機能が影響していると言われています。
LiDARスキャナというのは、レーザー光を利用して離れた物体までの距離を測る仕組みのようで、この機能を活用する事によりARコンテンツの自然な表示が可能になるとの事。
※LiDARスキャナの詳細は下記リンクが参考になるかと。
iPhone 12 Pro / Pro Maxに搭載の『LiDARスキャナ』とは?その仕組みや機能について解説|TIME&SPACE by KDDI
ちなみに、このLiDARスキャナが本当にデレスポのAR機能に影響をしているのか、運営様に問い合わせしてみたのですが、
「端末機能に関するアプリの対応内容についての詳細は案内していない(要約)」
との事で、明確な回答は得られませんでした。
※まあ、案内できるなら既に公表とかされているだろうな~、とは思いました😅
なので、今回の検証結果の要因がLiDARスキャナにあるのかどうかについては判断できません。
しかし状況を見るに、iPhone_Proシリーズ(iPad_Proシリーズでも恐らく可)でデレスポを利用する事により、
・アプリ起動からARマーカーが表示されるまでの所要時間を短縮
・暗い環境下でARマーカーが表示できる
この二点を実現できる可能性が高いので、この点に不満があったデレスポのARユーザーの方にとっては朗報になるかな?、と思い情報共有させて頂きました。
また、今回はiPhoneでの検証でしたが、AndroidにおいてもLiDARスキャナのような機能が搭載されている端末ならば、今回と同様の結果になるかもしれません。
Proシリーズは相応のお値段がする製品ではありますが、今回の結果を見て、デレスポでのAR撮影において端末課金する一考の余地があると思いました。
良ければ、参考までどうぞ~👋
デレスポAR VIEWモード 写真撮影までの手順を解説(初めての人向け)
1.はじめに
ここでは、アイドルマスターシンデレラガールズスターライトスポット(以下デレスポ)を利用した写真撮影方法について私なりに書いてみました。
「AR写真を撮ってみたいけど、デレスポでどうすれば良いか分からない」というPの皆さんが初めの一歩を踏み出せる事を目的に撮影までの流れをなるべく丁寧にまとめています。
あくまで一例ではありますが、参考にして頂ければ幸いです。
なお、今回はiPhoneでの操作を基に解説しています。
Androidでも概ね同じ操作になると思いますが、予めご了承ください。
【目次】
2.AR撮影までの流れ
2-1.事前準備
これは撮影する前に、是非設定して欲しいのですが、デレスポを高画質設定にしてからAR VIEWを起動する事をオススメします。
こうする事で、写真を撮影する際のアイドルさんの表示が綺麗に且つ滑らかになります。
一度設定すれば保存されますので、以降は設定しなくて大丈夫です。
2-2.ARマーカーとアイドルさんを表示させる
アイドルさんをAR表示させる為に、まずARマーカーを表示させる必要があります。
ホーム画面でフォトスタジオをタップし、AR VIEWモードを選択します。
すると画面がカメラに切り替わり、少しすると下画像のような状態になります。これがARマーカーです。
そして、ARマーカーが出ている状態で画面をタップするとARマーカーを置いていた位置にアイドルさんが表示されます。
◆ちなみに…
ARマーカーを出す時の注意点として、なるべく明るい環境(昼間や電灯の点いた室内)でAR VIEWモードを使用する事を推奨します。
というのも、暗い環境ですとそもそもARマーカーが出ない為、アイドルさんを表示できないからです。なので夜間や暗い室内での撮影はデレスポに向いていません(撮影出来ないわけではないですが…)。
参考までに、下のGIF画像が部屋の電灯を「消灯⇒常夜灯⇒点灯」と変えていった際のARマーカーの様子を撮影したものです。
消灯と常夜灯(分かりにくいですが💦)の時はARマーカーが表示されず、点灯してからカメラを動かしてようやくARマーカーが表示されています。
このように暗い環境下では、ARマーカーを表示させにくいので注意して下さい。
街灯などで周辺に光源があれば、夜間でもARマーカーを出す事はできますが、街灯すら無い真っ暗な環境ではまずAR撮影は難しいと考えておいた方が無難です😅
2-3.写真を撮影する
※2022年3月7日追記
2022年3月4日。遂にデレスポにシャッターボタンが追加されました! 詳しくはデレスポアプリ内のお知らせにて
デレスポのAR VIEWには他のカメラアプリ等にあるシャッターボタンがありません。
その為、デレスポでは基本的にスクリーンショットでの撮影になります。
操作自体は簡単で、撮影したいアイドルさんを撮りたい構図・ポーズで画面に収めたら、あとはスクリーンショットをするだけです。
2-4.ポーズを取ってもらう、衣装を変更する、アイドルさんを変更する
デレスポAR VIEWでは…
・アイドルさんに指定のポーズを取ってもらう
・楽曲を踊ってもらう
・衣装を変更する
・他のアイドルさんに変更する
以上を実行する事ができます。
この機能により、好きなポーズ・衣装・アイドルさんで撮影する事ができます。
※2022年3月7日追記
2022年3月4日。デレスポの操作が念願のタッチパネル方式に変更されました! 詳しくはデレスポアプリ内のお知らせにて
選択するアイコンは目的ごとに異なりますが、基本的な操作は同じです。
①:アイドルさんを表示させた状態で、カメラを斜め上方向に向ける。
②:メニューが表示されるので、ポインターで目的のアイコンを選択する。
③:そのまま3秒ほど待つと、アイコンの選択が決定される。
④:②③を繰り返し、目的のアイコンを実行する
・アイドルさんに指定のポーズを取ってもらう
例として、「卯月ちゃんっぽく!」を選択するまでの流れです。
・楽曲を踊ってもらう
例として、「S(mile)ING!」を選択するまでの流れです。
・衣装を変更する
例として、ありすの「アドマイヤ・ブライド」から「ありすの物語」の衣装へ変更するまでの流れです。
・他のアイドルさんに変更する
例として、「ありす」から「桃華ちゃん」へ変更するまでの流れです。
◆ちなみに…
デレステの時にはあった画面タップでのアイコン選択はデレスポには残念ながら実装されていません。前述のようにポインターを用いた選択方法のみになります。
これが、いわゆる「デレスポのUI(ユーザーインターフェース)が使いにくい」と評価されている最大の要因だと言われています。
デレスポ運営様には、個人的にも是非改善して欲しい部分ではありますが、現状は慣れるしかありません😅
3.応用編(ワンポイントテクニック)
必須というわけではありませんが、活用するとより良い写真を撮影できるかな、と考えているテクニックをいくつか紹介します。
3-1.撮影した写真の不要な部分を切り取る
特にiPhoneに関してなのですが、スクリーンショットで撮影すると、どうしても上下に操作バーと緑色の点が表示されてしまいます。
iPhone標準の編集機能で切り取る事ができますので、気になる人はオススメします。
もちろん、標準アプリ以外を使用しても問題ありません。大体の写真編集アプリには搭載されている機能です。
3-2.下から見上げるようにして撮影する
私もそうだったのですが、初めての頃は立ったまま撮影する事が多かったです。
もちろんこれでも問題無いのですが、しゃがんだりして下から見上げた状態で撮影をすると、立って撮影した時とはまた違う目線の写真が撮影できるので面白いです😄
3-3.カメラをアイドルさんに近付けて撮影する
あえてカメラをアイドルさんに近付けて、全身が写らない構図で撮影してみましょう。
ダイナミックで印象的な写真を撮影できます。
3-4.デレスポのホーム画面のアイドルさんを変更する
AR VIEWモードを起動した際、初めに表示されるのはホーム画面に設定されたアイドルさんになります(上画像ならば、橘ありす「アドマイヤ・ブライド」が初期表示されます)。
「ホーム画面のアイドルさんを変更したい」となった時は、下記の手順で変更できます。
➊:デレステの「アイドル編成」を開く
➋:お気に入り設定を選択
➌:ルームで設定しているセンターアイドルを変更する
※センターに設定しているアイドルさんがデレスポに反映されます。
今回は例として、ありす⇒ネネさんに変更してみます。
➍:デレスポの「デレステと同期」をタップする
➌の設定が完了したら、デレスポに戻り、ホーム画面の「デレステと同期」をタップします。
するとデレスポが更新され、ネネさんがホーム画面に表示されます。
これで、AR VIEWを起動すると、ネネさんが初期表示されるようになります。
◆ちなみに…
SSR個人衣装の場合は、ホーム画面を指定のアイドルさん(SSRカード)に設定すればAR VIEWで初期表示する事ができます。
但し、共通衣装(アド・アストラやハピネス・エールなど)で初期表示できるのはスターリースカイ・ブライトのみになります。
スターリースカイ・ブライト以外の共通衣装で撮影したい場合は、AR VIEWモードで衣装変更から操作する必要があります(操作は2-4参照)。
また、残念ですがデレスポではドレスコーデを使用できません。
これもUIと同様に改善をして欲しいところです……😭
4.最後に
デレステAR(デレスポ)は『誰でも気軽に』担当アイドルさんや好きなアイドルさんの魅力を『P自身の感性で』表現できる素晴らしいツール、であると私は考えています。
私個人としては、AR写真を撮影する事を目的に今まで行かなかったような場所にも出かけるようになり、「こんな場所があったのか!?」と知見が増えていくのが楽しいです!
もちろん、今回の内容以外にもデレスポには色々な機能があります。
しかし、まずは初めてAR写真を撮影するPさんに対して「デレスポを起動する~撮影する」までのハードルを少しでも下げる事が出来れば……、という想いでこの記事を書きました。
この記事を参考に「自分もAR撮影をやってみよう」と思って下さった方が居てもらえたら幸いです!
また、今回書いた内容以外にも、AR撮影をする為の様々なテクニックやアプリがあります。
先人の皆さんがTwitter上で紹介して下さっていますので、よろしければ下記のタグで検索してみて下さい。
#デレステAR撮影テクニック - Twitter Search
では、良きARライフを!👋